- シリーズ「この人に聞く」第12弾は、「橋本直行」像
一口に表現するとすれば、”仕事バカ”=”遊びも仕事”
そういうといい加減に聞こえそうですが、だからこそいつも全力でぶつかっていける、
そんな船井総研のシニアコンサルタントである橋本直行氏の人間像をインタビューしました。
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児玉:本日は、お忙しい中お時間をありがとうございます。本日のインタビューの題
材は何をお話頂けるのでしょうか?
橋本:私の仕事は、「お客様のお話を聞く」ことが主体なので、逆にインタビューさ
れることはまず無いので、ナンカ恥ずかしいですね。
しかも、インタビューされる側が題材を決めることなんか普通無いですよね・・・。
児玉:・・・・。すみません。今までもみなさん、決めて頂いて勝手にお話されているので・・。 では、既にセミナー講師を700回以上経験されている橋本さんですがいつもお客様の前で燐として説得力ある講義をされているのですが、素顔についてもお伺いしたいなと思います。
橋本:自分自身の話が載るっていうのも、どうかと思いますが・・・・・・。
児玉:まずは、船井総研に入られたきっかけからお話いただけますか?
橋本:前職は、定時(18時)に終わる会社でして、2年間勤務しましたが、その間
に自分 自身で悟ったことがあるんです。自分は、物事 に時間のけじめをつ
けて行動するのが難しいタイプだったと・・・。確かに回想すれば、昔からよく親に
「時間にはけじめをつけなさい」と言われて育ってきた記憶です。
2年間の社会人生活の中であるときふと、悟りました。そんなきっかけを与えてくれ
たのはそのとき前職の会社に来ていた船井総研の人でした。仕事柄、接する機会
が幾度かあり最初はあまりいい印象はなかったんですけど、だんだん接しているう
ちに、「仕事をしている姿がかっこいいなぁ~。この人達の職場で働いてみたい」と
思えてくるようになりました。
結果的には、それがきっかけで働き甲斐のありそうなこの会社に入ったんです。お
かげで、時間を気にせずひとつのことに没頭したいという私の性格にもぴったりあっ
ているこの環境は、とても楽しい場所です。
それからというもの「水を得た魚」のように時間を気にすることなく楽しく「やりがい」
や「達成感」をもって日々活動しています。
多分、私は、基本的に公私ともにまったく変わりはないタイプですね。
お客様先でも、友達の前でも、家族の前でも、いつも変わりません。
「逆に個々に対応が違うぞ」という人がいたら、どうやって変わっているんだろうなと
そっちのほうが不思議ですね。
児玉:入社されて12年間が経ったわけですが、今ではチームも率いていらっしゃると伺
いました。今後の展望はどんなことですか?
橋本:そうですね。私の目指すコンサルタント像は「今後の時代はこうなるんですよ」とい
うことを「自分で実践して実現する」⇒それができて初めて「その実践結果をお客
様に広める」というのが基本だと思っています。
一般的に、コンサルタントは「うそつき、口だけ」と思われやすい。ので。。
既に私とお付き合い頂いている方はそうでなないことを分かっていただけていると
思いますが・・・。
時流にあったことを一緒に研究していく中で、「こういう流れになっていくから、今からそれを実現するためには、こういったことを実践しましょう。」とか、それに対してのサポートを行う。このような、お客様と一丸となって新しいものを求め、一緒に企画し、作り上げ実践していくためのサポートをし、結果をだしていく。それをより「コミュニティー型の展開」にしていきたいですね。
私は現在自分の名前で勉強会を持っています。22社の企業がご登録頂いています。間接的に担当している勉強会には40社の登録企業様があります。全国各地から参加していただくのですが、ホントに「熱い集り」なんですよ。
この例会は、2ヶ月に1度の情報交換会なんですが、前回の例会から今回までの2ヶ月間の間にそれぞれの経営者が「何をやったか」というレポートを皆の前で報告発表しているんです。
「しかも、やっていかなければいけない」という言われたからやっていくというようなレベルではなく「なんか他の人が真似してみたいといってくれるような斬新な企画を実行して報告する」くらいの勢いな人々ばかりなんです。
だから、「その中で報告されたことは、他社が実践するために視察に行ったり、企業
同士の交換留学」なども実践されています。参加している方同士の相乗効果でさら
に進化するんですね。頼もしく、うれしいことです。
私はこのような場にたくさんの企業様が参加頂いて、より多くの情報交換ができ相
乗効果で儲かって頂くそんな場をもっと作りたいですね。
児玉:確かにかなり熱そうですね。また、その熱くなれる意識を向上させる仕組みに参加
するのはうれしいですね。前向きな方の集まりだから参加後の意識は高いでしょ
うね。ぜひ、広げてください。
その他に、今後この仕事を続けるにあたりミッションはありますか・・・・?
橋本:これは、かっこよく聞こえそうで嫌なんですが・・・、 「『業者扱い』を無くしたい、一掃したい」というのがありますね。よく「○○業者」というじゃないですか・・印刷業者とか、運送業者とか・・・。この「業者扱い」を一掃したいです。「印刷会社」あるいは、「印刷企業」でしょう。ある例でね、ある物流会社が今年荷主から1億もらえることになっていたとするじゃないですか?そしたらね、最後の最後に「決算であまり状況が良くないから1千万は勉強してくれ」という話が現実的にあるわけなんです。仕事に対する対価を自分とこの業績が思わしくない結果がでそうだからって、しかもそんな1千万もの大金・・・でも、それがまかりとおったりしてるわけですよ。 常識を逸脱しすぎてるでしょ???
本来、立場は対等なはずなんですよ。たまたま、大手担当だとか、たまたま中小物流企業担当であって・・・。働く場所の環境がちがっているだけです。
細かいことをいえば、ヨドバシカメラに買い物にいって「netbook」を買ったとします。
店員さんにお金をはらって物を受け取ったときに何人の人が「ありがとう」といいます
か?ほとんどの日本人は「無言」で受取ますよね。「無言」は一番えらそうな態度に
写るわけです。そもそもそれがおかしいと思うんですよ。
「お客様は神様です」と昔、三波春夫さんが歌っていましたが、このお客様の意味を
履き違えている人が多すぎて、日本はおかしいですよ。この体質・・・。
「物を購入する側のほうがえらい」という考えが、浸透しているから「売っている側
(サービスを提供する立場)が弱い」と認識され、「業者扱い」(上下関係が生まれ
る)がなくならないのだと考えます。
一個人が「お客様は神様だという意味を履き違え、ありがとう」と言わないからサー
ビスをする側は、感謝されず、寂しい気持ちを抱えてしまいます。
そしてこの、つらい気持ちが残像となり、自分がお客になったときに横柄な態度をと
るんですね。何かを購入したら、受取るときはぜひ、「ありがとう」と言ってほしいで
すね。
企業にも共通しますが、業績が伸びている会社は、取引先をとても大事にします。
お客様はがんばって営業すればまた新規開拓できます。しかし、物が仕入れられ
なかったら、商売は終わってしまいますからね。
微力ながら、「業者扱い意識をもった会社の意識を変えて、減らしていくことがミッシ
ョンですね」
児玉:言われてみれば、日本人は買い物をしたときに、お店の店員から「ありがとうござ
いました.」といわれても「ありがとう」とは、返事をせず、「当然」といった態度をよく
みかけます。なぜかな?と思っていましたが、そのやり取りの中には、履き違え
た「お客は神様」という意識が定着しているのかもしれませんね。ぜひ、広げてい
ただきたいと思います。
本日は、お時間ありがとうございました。
橋本氏のメルマガ「トップの視点」はこちらからご覧いただけます。
http://www.logi-web.net/kankyo.html
【橋本直行氏プロフィール】
株式会社船井総合研究所 シニアコンサルタント
兵庫県尼崎市出身。関西学院大学 法学部 政治学科卒。
物流企業のマーケティング戦略・戦術の立案及び具現化サポートを専門とする。販促・営業ツールの企画立案から、個々の担当者の交渉力アップまで、BtoB業種の顧客獲得力強化のノウハウは社内でもトップクラス。中堅物流企業、物流子会社の参謀役として全国を飛び回る日々。
座右の銘は「志高腰低」。
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【インタビュー後の感想】
思った以上に飾らない、そして話をするときには、「少年のような純粋な瞳の奥に、楽しんで新しいことにチャレンジし結果を出そう」といったまなざしがあります。何事にも貪欲でありながら、勝負玉はストレートしかない!といった直球勝負な感じをうけました。
橋本氏にまだお会いしていないかたは、このインタビューの購読の後にぜひ、お会いになって下さい。
ちなみに「三波春夫」のオフィシャルサイトには、
「お客様は神様です」の意味が一人歩きして、世の中の人に勘違いされて認識されているというお話が掲載されています。
以下オフィシャルサイトにて「お客様は神様ですの真意」抜粋:
http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html
三波春夫にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。客席に
いらっしゃるお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれたフレーズ
です。三波が言う「お客様」は、商店や飲食店などのお客様のことではないので
す。しかし、このフレーズが真意と離れて使われる時には、例えば買い物客が
「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?」と
いう感じ。店員さんは「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をした
って良いっていうんですか?」という具合。
俗に言う“クレーマー”の恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようで
す。元の意味とかけ離れた使われ方ですから私が言う段ではありませんけれど、
大体クレーマーたるや、「お客様」と「様」を付けて呼んで貰えるような人たち
ではないと思います。サービスする側を 見下すような人たちには、様は付かな
いでしょう。








