大手倉庫:軒並み減収減益へ

今日の日経新聞に倉庫各社の2009年4~9月期の業績が前年同期比で減収減益が相次ぎそうな状況であることの記事が出ていました。

これは国際・港湾運送を含め、4~9月の物流事業で全般の荷動きが低迷している影響からであり、業績面からとしては、売上高は低迷しているものの修繕工事費や人件費などの経費削減で営業利益を確保しているもようです。

最近倉庫業に関する業界の方々と情報交換する機会があり、顧客より倉庫の賃貸スペース縮小や賃料の低減要求など、厳しい要求依頼が来ているという話題を耳にしました。これに対して賃料値下げの他に、倉庫保管物に対して在庫管理や入出庫管理の充実などの対応なども提案しているとのことです。

弊社の匠物流・配送管理システムの在庫・入出庫管理システム等を安価に賃貸で使用する等で、顧客への設備充実の提案も一つの話題としております。

大卒内定 来春28%減と厳しい状況

日本経済新聞の10月17日まとめでの2010年度採用状況調査にようと主要企業の10年春大卒内定者数が今春入社した人数に企画して28.6%減の7万4000人となった。2年連続のマイナスで現象率は1995年から最大となり、11年度についても10年度並み83.7%、更に減らす10.2%と引き続き厳しい雇用情勢が続く、としている。

特に製造業は昨秋以降の不況や円高で業績悪化が目立ち全体で36.3%減少しており、特に自動車・部品が56%、電機が40.4%減と大手製造業が一斉に大幅削減に動いている。

一方学生側では、10月1日時点で内定を得ている比率は77%で昨年の同時期(88.9%)に比較して内定者数が落ち込んでいる状況となっている。学生の皆さんにはかつての「氷河期」に迫る厳しい状況にの時期にきているとのことです。

やはりリーマンショック以降、各企業ともにコスト削減を徹底して行い、雇用についてもその中で悪化している状況なので、新卒採用についても影響しているのは事実でと思います。この状況は暫く続くと予想されていますし、就職活動も本当に大変と実感します。

電子マネー「第2の財布」

電子マネーで流通企業が勢力を伸ばしている記事が出ています。主な電子マネーの利用状況は2009年9月時点で以下の通りです。

ナナコ セブン&アイ(流通系)    3500万件   900万枚
スイカ JR東日本(交通系)      2837万件  2735万枚
ワオン イオン(流通系)        2530万件  1130万枚
エディ ビットワレット(その他)     2500万件  5200万枚
パスモ 関東私鉄・バス等(交通系) 1228万件  1342万枚

上記は、名称・運営主体(分類)・9月決済件数・累計発行枚数で9月決済件数(利用数)順に並べています。ナナコ・ワオンは電子マネーでは後発の流通系であるが、全国の身近な店舗網で使える強みを生かし、第2の財布のすそ野を確実に広げています。この他、JR西日本のイカコも含めた前払い方式6規格の合計で1億2723万件(2009年9月実績)の利用実績があり、累計発行枚数も1億1798枚(この一年で3割増)となり1人一枚の時代となった。

運営会社の収益状況をみると、いずれも単独の事業としては収益を出していない状況ののようです。このモデルはクレジットカードと同様の形式で決済手数料が主な収益となるため、大半が少額決済により苦しい状況は続きそうです。自動販売機や映画館、タクシーなどでも導入が広がるが、これからの利用場所の拡大と利用頻度と上げることが共通の課題となるようです。

私も利用者としてカードを持っています。電車・地下鉄やバスに乗る時に今までは都度切符を買ったり回数券をそれぞれ持っていたり...その手間だったことを思い出すと、本当に便利になったと実感します。時代の変化を感じます。各運営会社の収益の課題現在あるとのことですが、この便利さは更なるアイデアなどで確実に成長していくように思います。

買い手の本音(ゼロ系食品)

食品を購入する際はおいしさや値ごろ感、メーカ名を主に意識するケースが多い。という記事を目にしました。健康意識は価格より優先と言うことのようです。コーヒー系飲料では、4人に1人はゼロ系であった。これはある調査で、食料油、マヨネーズ、コーヒー系ではゼロを意識する人が多く、清涼飲料水にも広がっているといいます。ゼロ系食品への関心は健康を気にしている人の間で特に高い数字となっているようです。

ゼロ系をうたった商品では、その名称やキャッチコピーが重要となり、実質カロリーゼロの場合

「カロリーゼロ」 40%

「ノーカロリー」 25%

「ゼロカロリー」 16%

「カロリー0」  16%

でカロリーゼロという表現がが最も魅力的と人が多いようです。

 

ゼロ系食品という話題でのアンケートで特に表現が気になりました。

「カロリーゼロ」を意識する人(43%)

「強い流通」3つの法則

今日の日経新聞に興味あるタイトルの話題がありました。記事の内容は、流通大手の3~8月期の決算を元にした内容で、長引く消費不振で総合スーパーや百貨店なのの大半の企業が苦戦。一方、ユニクロ等の専門店や外食の一部は、低価格商品で節約志向を取り込み業績を伸ばした。この好調組みの強みを分析すると、安さ意外に3つの法則が浮かび上がる、ということで、そのキーワードは以下の通りです。

「ついで買い」を誘う

ファーストリテイリング(ユニクロ)は低価格だけでなく高機能を訴えた商品は集客に貢献。下着や靴下のついで買いで客単価を落とさず客数を増やした。過去最高益を更新した中華料理店のハイデイ日高は、390円のラーメンが看板メニューで、来店客が一緒にビールを注文した効果が大きいとのこと

「製造小売り」

小売業が自ら商品の企画から生産までを手がける仕組みを持っている。消費者の需要を直接くみ取り、商品企画に素早く行かせる利点がある。代表例は家具のニトリ。靴専門店のエービーシーマートは自社開発したヒールの高いスニーカが従来の価格の半額で若い女性の人気を集めた。

「大量売り切りモデル」

売れ筋商品をタイミングよく大量に販売し、余分な在庫を持たない。ポイントは、店頭の販売情報を徹底的に分析。売れ筋をいち早く察知、商品開発や生産に機動的に反映する。しまむらは商品在庫を店舗間や物流センター間で機動的に融通、きめ細かい工夫で在庫圧縮を推進した。

スーパー百貨店の不振は、豊富な品揃えがかえって総花的となり、各分野で専門店に押されている。値下げとプライベートブランド品拡充を急いでいるが、取引先のメーカや問屋に価格設定を依存する体質のままとなっている。素人ながらに、どの店も同じように値下げを行って競争しているのが見えるが、その裏にある仕組みとスピードの差がこれ程の大きな業績の違いを生んでいることは本当に驚きです。何かビジネスの仕組みやスピードの変化で結果がついて来ることが見えてきたように思いますね。